ベビーマッサージの正しいマッサージ方法
・ベビーマッサージとはなにか
ベビーマッサージは、赤ちゃんと、お父さんお母さんなど周囲の大人たちが、肌と肌の触れ合いを通してコミュニケーションを取るスキンシップの一種として知られております。目新しさを感じるかもしれませんが、その歴史は古く小児あん摩などと呼ばれていたこともあります。さまざまな団体組織において資格試験なども設けられており、注目されているものとなっています。ベビーマッサージを通してお母さんやお父さんの愛情を、赤ちゃんは深く感じることができ、情操面でも良い効果があると言われています。また、これらの実践を行う教室やサークルなどを通して、小さな赤ちゃんを持つ親通しのコミュニケーションも活発に行われており、核家族の孤立化やそれによって起こる恐れがある育児ノイローゼなどの予防にも期待できます。赤ちゃんの健やかな生育と、若いお父さん、お母さんの楽しい子育てのためにも、ベビーマッサージを取り入れてみましょう。
・ベビーマッサージの方法
ベビーマッサージは、赤ちゃんにとって快適な状態と快適な空間を作ることから始めます。マッサージを行うのは、赤ちゃんが空腹でも満腹でもない状態で行うのが一番適しています。空腹では途中でぐずりだすこともありますし、満腹ではミルクを吐いてしまいます。後ですぐ飲めるようにミルクを用意しておくのも大切です。
基本的に優しくさするようなイメージで行っていきます。オイルを手につけて、優しく塗りながら、体の発達に必要な筋肉などを刺激してやります。赤ちゃんの筋肉はまだ発達していない状態なので、大人の筋肉のように揉む必要はありません。赤ちゃんが気持ちよさそうにしていて、大人も柔らかい赤ちゃんの肌に触れて、優しい気持ちになって癒されるのが大切なことです。最中はテレビなどは消してリラックスできるような音楽を流します。赤ちゃんを見つめて安心させてあげることも、大切なコミュニケーションのひとつです。
・ベビーマッサージの資格
ベビーマッサージは近年人気となった手法ではありますが、あちこちで教室やサークル、市民講座などが行われるようになりました。おうちでリラックスしながら、赤ちゃんとふたりきりで行うのも楽しいですが、大勢の他のお父さん、お母さんと同じ年代の赤ちゃんを持つ仲間として、ともに楽しむのも良いリフレッシュになります。また、やってあげたいけど、やり方がわからない、どう扱って良いか不安であるという場合には、こうした教室で資格を持っているトレーナーやインストラクターに教えてもらいながら、覚えていくと安心です。初めての赤ちゃんの時には、特に不安も大きいことがありますが、コツを学ぶことでより楽しいコミュニケーションが取れるようになります。
この資格は民間の資格で、インストラクター、セラピスト、カウンセラーなどという名前で行われています。いろいろな団体で資格の取得ができますが、リラクゼーションやトリートメント、医療の資格を持っている人からも多く関心を集めており、注目度の高い資格です。