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接骨院でのマッサージ、その効果は?

・接骨院での施術
接骨院は、国家資格 である「柔道整復師」 の免許をもった先生が開業している施術所のことを言います。柔道整復とは、元々柔道に置いて殺法の逆、活法として発達した怪我の治療法で、日本独自の代替医療として長年親しまれているものです。扱う怪我の種類は、主に骨折、打撲、捻挫、脱臼などです。これらは武道において日常的に発生するものであったため、自然と発達していきました。接骨院が行う治療の特徴として、薬を使わないということがあります。処方が認められていないということもありますが、柔道整復がもともと人間の自然治癒力を活かして患部の回復を目指すものであるため、必要としないのです。このような特徴から、レントゲンや薬に抵抗がある方には特に選ばれています。施術は物理療法と手技に大別されます。前者は温熱治療や電気治療など、器具を用いたもの、後者はマッサージです。一般的にはこの2つを用いて治療にあたります。

・マッサージの効果
上述したように、接骨院は怪我の治療をメインに取り扱っているため、マッサージもそれらの回復を目的に行うものとなっています。つまり慢性的な肩凝りなどに対する施術は専門ではないのですが、人体に関する知識の深さを活かして、そういった施術に力を入れているところもあります。一回の施術で受けられる時間は10~15分と短めですが、単に凝りをほぐすだけではなく、骨の歪みを直したりして、凝りの根本原因を絶ってくれるでしょう。
また人体の専門家、国家資格を取得している柔道整復師の施術ですから、技術レベルが低い人が施術する心配がないというのは嬉しい点です。つらい凝りの原因を探るため、健康な体の維持のためにと、様々に活用できます。なお治療は保険が利きますが、凝りをほぐすための施術は基本的に保険適用外となります。例外的に保険が適用される場合は、1回の施術で数百円というところが多いです。

・安全性が高い
接骨院でのマッサージは、その効果の高さに加えて、安全性の高さも魅力となっています。柔道整復師は人体の専門家であると上述しましたが、それは柔道整復師の資格を取得するのが、非常に難易度が高いことに由来します。
まず試験の受験資格があり、「文部科学大臣の指定した学校又は厚生労働大臣の指定した柔道整復師養成施設において柔道整復師となるのに必要な知識及び技能を修得したもの」以外は受験ができません。また受験資格を満たしていたとしても必要となる知識は、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規と膨大なもの。その中から230問出題され、必修問題8割、一般問題6割の正当率を獲得した場合合格となります。試験時間は午前と午後に分けられ、5時間にも及びます。
このような過酷な試験をパスしなければ、柔道整復師の資格は取得できないのです。接骨院でのマッサージは、このような知識豊富な柔道整復師に行ってもらえるため、効果だけでなく非常に安全性も高いと言えるのです。