むちうちに効く接骨院の施術
・接骨院とむちうち
よく接骨院の看板や施術内容などに「むちうち」とありますが、むちうちは自然になるものではなく、交通事故などの強い衝撃によって起こるものです。接骨院の施術は日常のなかで起こる肩こりや腰痛などにも効きますが、こうした事故などが原因で起こるつらい症状にも効果を示しています。
接骨院では、低周波の電気刺激や人の手によるマッサージや骨格の矯正施術などが施されます。体の痛みやしびれ、疲れを取って快適に生活を送れるようにし、さらに続けて通うことで骨の位置や姿勢を根本的に直していきます。日常生活で起こった骨のずれも、事故などの急激な衝撃によって起こった痛みも、すぐに治るものではありません。一度直した骨の位置も施術後の生活で元に戻ろうとします。何度もそれを繰り返し、ゆっくりと痛みを癒し、崩れた体のバランスを無理なく徐々に訂正していくのです。施術中の気持ち良さだけでなく、長い目で見て体の快適な環境を作っていきます。
・交通事故の首の痛み
交通事故に多くあることですが、体の後ろから強い衝撃を受けると、痛みやしびれなどが生じる場合があり、それ以外にも体の不調が発生することがあります。交通事故の後で首や背中の痛みを感じたら、むちうちを疑ったほうが良いでしょう。
原因は、後ろからの追突事故などの衝撃で起こる体の無理な反り、しなりです。後ろからぶつかられた時に体は急激な力によって反らされます。その時に一緒に動く骨や筋肉、神経などが急激な動きによって傷ついてしまうのです。関節や靭帯が傷むことで、首、肩、背中などの痛みやハリを感じることもありますし、神経を傷つけられていれば、手足のしびれを感じるようになります。その他にも自律神経に影響して、だるさやめまい、吐き気などを感じるという症状もあります。このようなさまざまな症状が現れることがありますが、症状は出ていても、レントゲンになにも異常が写らないことも多いです。
・症状の改善と施術方法
むちうちのつらい症状は、接骨院の施術によって改善が見込まれます。症状の改善には、痛みやしびれの状況を把握することから始めます。痛む場所やしびれの有無、痛みの度合いなどによって痛みの原因となるものを突き止めます。初期の段階の適切な対応がその後の治りの良し悪しを決めることもあります。早い治療や施術が必要と言われ続けているのもこのためです。
交通事故などでの痛みの改善には、さまざまな方法が用いられています。日常生活で起こった痛みよりも衝撃が強い分、筋肉の痛みの場所などもより深い部分まで傷ついていることもあります。そのため、骨の矯正やマッサージなどの手技に加えて、電気治療やハリなどを用いることもあります。電気治療機器は、弱い電気を体に流し、血行の改善などを行うものです。これによって体のバランスが崩れたために起こる血行やリンパの流れの停滞を改善します。その他それぞれの痛みによって、適切な施術を選び行っていきます。